| ◆8◆ *レフトサイドA席のオーロラ* コペンハーゲンから成田までのこの帰りの便はレフトサイドのA席をキープしてたのだけど、これには理由がある。 この席から見る窓の外は北極側を向いているということだからだ。極を向いている=オーロラが出る方角ということなのだ。わざわざ、そのためにA席を予約したというYさん、さすがだわ。 さてフライトから数時間、一眠りしたころ「今、見えるよ、すごいよ」というYさん。 窓の外に広がるオーロラ。地上から見るのと印象がぜんぜん違う。目線のちょっと上を飛行機と平行するように出現してて、すごい迫力。 「トイレ行ってくるから見てていいよ」ってYさんが席を外したのでもっとじっくり見ようと窓にへばりついた。ああ、他のみんなは気付いてるの?と機内を見回したけど、だーれも窓の外なんか見てない。ああもったいない。こんなのめったに見られない人ばっかりのハズなのに。 すぐ後ろの席のおじさんがウトウトから覚めた様子。つい、「今、オーロラ出てますよ」と教えてあげたら早速窓のスクリーンを上げて、「おお!」 そして、Yさんがトイレから戻ってくる頃にはツアーのおばさま達が「私も私も」「ホレホレ、あんたも見ときなさい」と大騒ぎ。ひこーき、傾かないかなとちょっぴりハラハラしたりして。 かなりの時間見ることができたけど、これを地上から見たらどんなふうに見れるんだろう・・・と想像はつきない。 コペンハーゲンでナミダを飲んだ御褒美に神様が見せてくれたのねー。 成田に着いて降りる時、おじさんに「いいものが見れて記念になりました。教えてくれてありがとう」と感謝されちゃった。おじさん達はオランダの方を廻るツアーの帰りだったそうで「オーロラのことなんかちっともアタマになかったから、まさか旅の終わりにあんなふうに見られるなんて運がいい運がいい」って大喜びされた。 喜んでもらえて、教えてよかったかな。へへ。 ← オーロラを撮れる機材は持って行かなかったので、写真は北極圏の大地。 |