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◆6◆
*その名はククサ*
まだ時間があるので、レセプションのお土産売り場へ舞い戻る。見つけたよう。トナカイそりで一目惚れしたあのカップ。
でも、でも、た・・・高え!!置いてあったのは形は一緒だけどもう少し作りが凝ってて、彫りやトナカイの角の象眼がされてるもので、日本円にして1万5千円は下らない。
買えないわっ。でも欲しいよう。
ヨダレをたらしつつ、店内をうろつくと形こそ「コーヒーカップ」になってしまうけど、同じ木製のカップを発見!でもこれもトナカイの角細工が入ってて650クローネするー!(1クローネ=約14円弱)
ヨダレに涙がちょちょぎれそうになった時、それの細工が入ってなくて350クローネのものが目の前に!350・・・ううっ。
5個欲しいのに4個しか置いてない。どうする!?私。
ダメもとでその4個を抱え込み、レジへ行き、つたないえーごで「同じものもう1個欲しいんですけど・・・」通じたらしく、店のお姉さんは奥から同じ物を5〜6コごろごろ出して来てくれてた。聞いてみるモンね。
この中から選んでいいのね、と勝手に解釈して気に入ったのを素早く選んで、全部で5個、350クローネ×5にはハナミズ出そうだったけどここで手に入れなけりゃもうきっとお目にかかれないと大奮発したのだった。
「くれじっとかーどOK?」って。タックスフリーも書いてもらったので、これでいくらかは戻ってくるわ。
ああ、もっともっと時間があって、キルナとかの町まで行けたらトナカイそりの時手にした形のももっと安く手に入るかもしれないんだよねー。でもそれはそれ、限られた条件のなかの1番を見つければいいやと割り切った。
帰国後。
調べてみたら、ソレはククサという名前(ホントの発音は「kohsa」だそうです)で、プレゼントされた人には幸福が訪れると言い伝えがあるとか。
でもって、自分で買うと幸せが逃げてしまうとか・・・ちょっとお!!??
誰か私にあの形のククサをプレゼントして〜〜(泣)
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